はじめに①で申し上げたとおり、春 建築工房の設計室には
『Hal.lab』という名前があります。
はじめに② で書かせてもらった思いもあり、設計室に名前をつけました。
設計事務所登録も 「春建築工房 Hal.lab」です。
では、なぜ 『Hal』か?
もちろん、当社の代表の春元 康成の「春」でもありますし
私、久下の下の名前の「春」とも掛けました。
そこに、設計に込めたい思いの、頭文字をはめ込みました。
『Hal』は
Human -人間・人- の H
architecture -建築- の a
life -生活 暮らし- の l
の頭文字です。
当たり前の事ですが・・・
建築は、
人がいて、そこに暮らしや生活の一部があって、初めて建築になるんじゃないか?と考えます。
性能や、耐久性を求めた建築にも
デザインやかっこ良さを追求した建築にも
長寿命な建築にも
その建物を使う、その建物に住まう、人や暮らしを落とし込んでいきたいのです。
なので、当社で設計をさせてもらう時は、最初に必ず
一日の生活スタイルを書いて頂きます。
朝何時に起きて、ご飯食べて、洗濯して、仕事して、TV見て、ゴロゴロして、
何時に寝る・・・・という風に。
これと御予算をベースに、プランや性能、デザインを考えますが、
本当に皆さん、千差万別に暮らしや夢に特徴があって
「普通でしょ?」とか
「普通はこうですよね・・・?」など言いますが・・・・・
「普通」
ごくありふれたもの。
特に変わっていないこと。
なかなか、ないっすよ?? 笑
でも・・・・
それがまた、楽しいのです(大変でもありますが・・・)
それぞれの暮らしや夢をお伺いして、それを建物という形にすると
本当に色々な形になります。
あなたの住人十色な夢や暮らしが、建築という形になる。
お施主様も一緒に、夢や暮らし創りをして頂ける。
奇をてらわず・・・・でも少しカッコはつけて
予算と夢のバランスは忘れずに・・・・
工事の知恵と職人の技術と共に。
そして、お施主様もまた
建物造りって、楽しい!!
と言って頂けるなら
こんなに幸せな仕事はないと思っています。